ナスの後作にほうれん草を。不耕起の畑から育む、土といのちのめぐり
夏のあいだ畑を彩ってくれたナス。季節が移り変わり、次の野菜へとバトンタッチする時期がやってきました。
まほらひなた農園では、ナスを育てていた畝に、次の作物としてほうれん草の種をまきました。
ナスの根を残し、土を耕さない

ナスの栽培を終えたあと、株を根こそぎ抜くことはしません。
地上部を切り倒し、その茎や葉を畝の上に置きます。そして、根っこは土の中に残したままにします。
土を耕さず、そこに暮らすいきものたちの営みをできるだけ尊重する。
土の中には、目には見えない微生物をはじめ、さまざまないきものが暮らしています。
植物の根もまた、土の中の環境の一部です。残された根や畝の上の植物が、時間をかけて土に還っていく。その過程も、畑のめぐりのひとつだと考えています。
私たちは、ただおいしい野菜をつくることだけを目指しているわけではありません。
野菜を育む土や、そこに暮らすいきものたちの命を想像しながら、畑と向き合っています。
人間だけの力で野菜が育つわけではありません。土の中のいきものや、太陽、雨、風など、さまざまな自然の営みに支えられています。
だからこそ、できるだけ土をかき乱さず、そこにある命のつながりを大切にしたい。
そんな思いで、日々の農作業に取り組んでいます。

